ロコモにならないための運動は何故必要?

ロコモを知ることが、予防・改善の第一歩

家族や友人から運動を勧められたとき、積極的に運動に取り組む方がいる一方で、「きつい」「疲れる」「時間がない」などと思う方も少なくないようです。しかし、運動不足が慢性化すると、すぐにはあまり大きな問題にならなくとも、将来には様々な健康問題が生じるかもしれません。

普段の生活をはじめ、買物や娯楽をいつまでも楽しむために、歩くことが欠かせません。歩けるということは当たり前だと考えるかもしれませんが、運動不足が慢性化するすると、徐々に歩くことを中心とした移動能力が低下し、やがては自立した生活が送れなくなる可能性があります。すなわち、歩くことが困難になってしまうと、例え他には異常がなくても、普段の生活に支障が出てきやすくなってしまうのです。

では、こうした移動能力の低下について、皆様は今どのような状態にあるのでしょうか。「最近、足腰が弱った」と感じたことはないでしょうか?例えば階段が登り辛い、歩くだけで疲れてしまう、歩くスピードが遅くなったと感じるなど、思い当たることはありますか?実は、これらはいずれも、ロコモの状態の1つと考えられます。

加齢や運動不足によって足腰をはじめとした運動器が障害され、更に症状が進行すると、椅子から立ち上がることすら困難になってしまいます。こうした状態に陥ると、動くことそのものが億劫になり、益々運動不足が慢性化して症状が進行するという悪循環が生じ、要支援・要介護の状態、延いては寝たきりに繋がる可能性があります。従って、ロコモを知り、ロコモに気付くことが予防の第一歩となります。より詳細な評価方法については、【自己評価をしてみよう】をご覧ください。


ロコモ対策は若いうちから、早期に取組む必要あり

「ロコモは高齢者の問題」というイメージを抱いていませんか?例え若い世代であっても、運動不足によって運動器の機能は低下していきます。しかし、運動器に多少の障害が生じても、「まだ若いから大丈夫」などと考え、病院に行かずに放置されてしまう傾向があります。

ここで、普段の生活を改めて振り返ってみてください。今まで無理なく登れていた階段が、きつく感じるようになっていませんか?買い物のために店へ歩いて行く際、所要時間が長くなったり、行き帰りの途中で休憩が必要になったりしていませんか?もしこうしたことに思い当たる節があれば、ロコモの症状が出ていると考えられますので、早めに対策を立てましょう。なぜならば、放置すると悪循環に陥ってしまうからです。

このように、「動くと疲れるから、できるだけ動かない」という意識を若い頃から持ってしまうと、動かないことで運動器の働きは徐々に悪くなり、例え若い内であってもロコモが悪くなるといったことは起こり得るのです。従って、老若男女問わず、必要な対策を理解することが重要です。


『筋活』がロコモ対策の要

ロコモ対策においては、運動がとても重要になります。この運動ですが、単に動くだけでは不十分であり、『筋活』を意識ことが望まれます。すなわり、十分な効果を得るためには、正しく、適切に実施する必要があるのです。正確に習得するため、本ホームページでご紹介する動画やガイドブックを活用してください。本ホームページでは、入門編として4つの運動を解説します。どの運動も無理なく体に負荷をかけて鍛えることができますので、是非とも挑戦してください。

そして、その適切な運動を続けることがとても大切です“良薬は口に苦し”の言葉の通り、最初はきつく感じるかもしれません。しかし、少しだけ我慢して、週2回行うことを目指しましょう。それでも挫折しそうだったら、家族や友人を誘ってみてください。運動実施に際してお悩みのことなどあれば、我々に相談していただくことも歓迎します。『筋活』を継続していただければ、ロコモ予防となり、よりアクティブに、より快適な日々を過ごすことに繋がるはずです。

★「健康寿命は一般の寿命と何が違うのか?」
★「ロコモは健康寿命を縮める」
★「現代社会では様々な世代で”不動化・不活動化”が起きています」
★「高齢者における”動ける・動けない” には3つのタイプ」
★「自立した生活を延長するためには運動が必須」

についてもガイドブックで解説しています。是非ご覧ください。