第31回日本健康体力栄養学会大会にて奨励賞を受賞しました
順天堂大学スポーツ健康科学部
助教 沢田秀司
この度、我々の研究グループは、第31回日本健康体力栄養学会大会にて奨励賞を受賞しましたので、ご報告いたします。
タイトル:単回の運動指導が地域在住の中高齢者の日常身体活動量にもたらす影響
筆頭演者:沢田秀司(順天堂大学スポーツ健康科学部・助教)
今回の研究では、フレイル予防を目的とした講座における運動指導が日常生活における身体活動量にもたらす影響について、分析を行いました。そして、歩数やアクティブな身体活動量の維持や増加のためには、運動指導の内容にウォーキングを含むことの意義が大きいことを示しました。“筋活”の中心である筋力トレーニングだけでなく、有酸素運動などの様々な運動に取り組むことが大切であるという、身体活動に関する各種ガイドラインで推奨されている内容を支持する知見と言えます。今後も、こうした学術的な研究成果を踏まえ、“筋活”の重要性についてお伝えしてまいります。
<受賞の様子>