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STAY HOMEと心身の健康⑮

コロナ禍で3回目の春を迎えて

順天堂大学健康総合科学先端研究機構
特任助教 沢田秀司

 COVID-19(新型コロナウイルス感染症)に端を発し、新たな生活様式への対応が必要となっています。STAY HOMEを心掛けた生活で心身の健康を守っていくためのポイントについて、シリーズでお伝えしていきます。

 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に関連した肺炎の患者の発生が国内で初めて報告されたのは、令和2(2020)年1月16日のことでした(※1)。国内で感染者数が増えたことを受けて、これまでに令和2(2020)年4月7日~5月25日、令和3(2021)年1月7日~3月21日および令和3(2021)年4月23日~9月30日の計3回、緊急事態宣言が発出されてきました(※2)。その後は現在に至るまで、4回目の緊急事態宣言の発出はなされていませんが、2022年4月14日の国内の新規感染者数は55,210人と報告されており(※3)、依然としてコロナ禍の最中にあると言える状況が続いています。

 上述のように、この2年間、春は感染状況が極めて厳しい中で迎えることとなってしまいました。そうした状況下にあって、日本人にとって非常に大きな楽しみの一つと言えるであろう「お花見」も、心置きなく楽しむことは難しかったかもしれません。しかし、それでも、季節の移ろいの中で自然は着実に変化を重ね、この春もまた、桜をはじめとする春の花々はしっかりと花を咲かせました。健康づくりのために運動に取り組みながら、自然の力からも元気を貰い、「これからも頑張ろう」と思うことはできたでしょうか。人々が集いながら春の豊かな色彩を満喫することはなかなか難しかったかもしれませんが、感染対策をきちんと講じながら、皆様が豊かな時間を過ごすことができていればと願っています。

 本学さくらキャンパスにおいても、校門を入ってすぐ目の前、道路の両側に桜の木々が植わっています。今年は天気にも恵まれ、比較的長い期間、春らしい彩りを楽しむことができました。コロナ禍における「お花見」の一つの形になればと願い、本ページの下部に撮影した写真を何枚か掲載いたします。また、お気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、Facebookページのカバー写真は頻繁に変更しており、今後暫くは、学内の桜の写真を順次掲載していく予定です。ご興味がおありの方は、是非ともご覧になってください。

 最後に、私事ながら、この4月から順天堂大学健康総合科学先端研究機構(大学院医学研究科老化・疾患生体制御学(併任))の特任助教となりました。所属や役職は変わりましたが、これまでと同様、“筋活”に関する研究活動や情報提供に従事してまいります。引き続き、関心を持って本webサイトをフォローしていただけますと幸いです。

※1:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08906.html(閲覧日:2022年4月15日)

※2:https://corona.go.jp/news/news_20200421_70.html(閲覧日:2022年4月15日)

※3:新型コロナウイルス感染症の国内発生動向(※報告日別新規陽性者数)」:2022年4月15日掲載分(https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000929637.pdf 閲覧日:2022年4月15日)

(2022年3月28日撮影)

(2022年3月31日撮影)

 
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