改め想う、動けることの素晴らしさを
順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科
町田修一
5月上旬、例年のGWであれば、全国各地で新緑の季節を満喫できるハズでした。今年に限って言えば、夏の東京オリンピック開催に向けて、多くの国民が連休中にスポーツやイベントを楽しむことができるハズでした。しかし私たちは今、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止のために外出を自粛し、自宅に留まることが求められています。このような状況は日本だけでなく、世界中で多くの人々がこうした生活を強いられています。私たちはこれまで、便利さとは引き替えに、身体を動かさない生活を受け入れてきました。しかし、これほどまでに世界中で多くの人々が数カ月に及ぶ不活動な生活を強いられた経験は、なかったのではないでしょうか。今、改めて思い知らされます。動けることの素晴らしさを。そして、動くことが人間の本質であることを。
このような未曽有の社会情勢の中、本HPがプレオープンを迎えます。本HPでは、子どもから大人、そして高齢まで、すべてライフステージの方々に対して、動くことの重要性をお伝えしていきます。また、すべての国民が一生涯にわたって健康でいられるために、今すべきことは何か、そしてできることは何かを学べるコンテンツを提供していきます。本HPが、訪れた人々を元気に、そして笑顔にすることを切望しています。