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STAY HOMEと心身の健康⑰

コロナ禍で4回目の春を迎えて

順天堂大学スポーツ健康科学部
助教 沢田秀司

 COVID-19(新型コロナウイルス感染症)に端を発し、新たな生活様式への対応が必要となっています。STAY HOMEを心掛けた生活で心身の健康を守っていくためのポイントについて、シリーズでお伝えしていきます。

 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に関連した肺炎の患者の発生が令和2(2020)年1月16日に国内で初めて報告され(※1)、世の中が「コロナ禍」と称される日々を過ごしてまいりました。依然としてコロナ禍の最中にある状況は続いていますが、本年1月27日には政府の新型コロナウイルス感染症対策本部において「5月8日から新型コロナウイルス感染症を感染症法上の5類感染症に位置付けるべき」との方針が示され(※2)、また2月10日には「3月13日からマスクの着用は個人の判断に委ねる」との方針も示され(※3)、大きな転換点を迎えようとしています。

 今年は、コロナ禍で4回目の春を迎えました。東京では、観測史上最も早い記録に並ぶ3月14日の開花発表となり(※4)、昨年までは控えられていた「お花見」を楽しむ人々の姿も非常に多く見ることができました。こうした季節の移ろいを楽しむことができる日々が、今後も続いていくことを願ってやみません。人々の笑顔の輪が広がっていくためにも、多くの方々が運動をはじめとする健康づくりに取り組まれることをサポートしていけたらと思っています。

 最後に、私事ながら、この4月から順天堂大学スポーツ健康科学部の助教となりました。今後は、大学における教育や学務にも、より一層携わっていくことになります。これまでとは立場が変わり、またコロナ禍の状況変化を考慮して『STAY HOMEと心身の健康』という本シリーズタイトルは変更していくべきかとも考えていますが、今後も“筋活”に関する研究活動や情報提供に従事してまいります。引き続き、関心を持って本webサイトをフォローしていただけますと幸いです。

※1:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08906.html
(閲覧日:2023年4月16日)

※2:「新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけについて」概要
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/
001045763.pdf 
閲覧日:2023年4月16日)

※3:マスク着用の考え方の見直し等について
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/
001056912.pdf
 閲覧日:2023年4月16日)

※4:https://weathernews.jp/s/topics/202303/130085/
(閲覧日:2023年4月16日)

(2023年3月28日撮影)

 
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