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2022年末のご挨拶

本年もお世話になりました

順天堂大学健康総合科学先端研究機構
特任助教 沢田秀司

 2022年も残すところあと少しとなりました。『順大さくら“筋活”講座』をフォローしてくださっている皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

 今年の世相を漢字一字で表現する「今年の漢字」ですが、2022年は「戦」(10,804票[4.83%])が第1位に選ばれました。2001年以来2回目の選出であり、次点には僅差で「安」(10,616票[4.74%])が選出されました。「戦」争や円「安」といった国際情勢に加え、感染症や生活費高騰などとの「戦」いが続いていることで不「安」を感じ、「安」全「安」心を求める人が多かったようです。そうした恐怖を感じる一方で、11月21日~12月18日に開催された『FIFAワールドカップカタール2022』では、熱「戦」の様子が連日伝えられ、日本代表の活躍もあり、多くの人々が改めてスポーツの持つ力を感じてくださったのではないでしょうか。

 この1年、『順大さくら“筋活”講座』のwebサイトにおいては、我々の研究グループが第29回日本健康体力栄養学会大会にて最優秀発表賞を受賞したことをはじめ、研究活動の報告を中心とした情報発信を行ってまいりました。また、4月には、日本医学会連合より発表された『フレイル・ロコモ克服のための医学会宣言』にて提案された「80GO(ハチマルゴー)」運動という新しい標語を紹介し、「適切な身体活動、健康的な食生活、人との交流を含む活動的な日常生活などを改めて意識し、健康的な生活習慣の実現を目指すこと」が大切であるとお伝えいたしました。この1年で約600名の方々が新たに会員登録をしてくださり、2,141名の方々に会員登録をしていただくに至りました(2022年12月28日現在)。

 5月以降には、実地での研究活動として様々な地域で体力測定会や運動教室を開催し、1年間で延べ約1,000名の方々とご一緒してまいりました。コロナ禍が続く世の中ではありますが、感染症対策を講じながら、そして多くの方々にご協力いただきながら、上記のような研究活動を少しずつ再開していくことができました。こうした活動を通して、健康づくりのきっかけを提供するなど、少しでも皆様のお役に立つことが叶っていれば幸いです。

 2022年、本webサイトをフォローしてくださった皆様に、改めてお礼申し上げます。今後も引き続き、健康づくりに役立てていただけるよう、情報発信を続けていきたいと考えています。

 末筆ではありますが、皆様の御健勝と御多幸をお祈り申し上げます。良い新年をお迎えください。

(印西市の冬の田園風景と順天堂大学さくらキャンパス:2022年12月28日撮影)

 
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