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STAY HOMEと心身の健康⑱



国内外でのコロナ禍の状況変化に際して

順天堂大学スポーツ健康科学部
助教 沢田秀司

 COVID-19(新型コロナウイルス感染症)に端を発し、新たな生活様式への対応が必要となっています。本シリーズでは、2020年5月15日の連載第1回より、STAY HOMEを心掛けた生活で心身の健康を守っていくためのポイントに焦点を当て、情報をお伝えしてまいりました。この度、国内外のコロナ禍の状況変化を踏まえ、本連載の形も見直すことといたします。

 2023年5月5日、WHO(世界保健機関)から、2020年1月30日に発出された「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」の終了が表明されました(※1,2)。さらに、2023年5月8日には、新型コロナウイルス感染症が日本国内の感染症法上で「5類感染症」に移行されました(※3)。コロナ禍が終息したわけではなく、この3年間で身につけた「マスクの着用」や「手洗い等の手指衛生」、「換気」、「『三つの密』の回避や『人と人との距離の確保』」といった基本的感染対策(※4)は、講じることが望ましい場面を中心に、今後も日常生活の中で意識されるべきものです。しかし、コロナ禍における大きな転換点を迎えたことは確かであり、健康に関する情報提供についても、そうした状況を踏まえたものにしていくことが、より望ましいと判断いたしました。

 コロナ禍に限らず、“筋活”は恒常的に健康づくりの中で重要な要素の一つです。コロナ禍の中で立ち上げることとなった本webサイトですが、今後も“筋活”に関する科学的知見や研究活動について、情報提供を行ってまいります。私が担当してきた連載についても、テーマを新たにし、より最近の科学的知見を紹介することに焦点を当てていきたいと考えています。引き続き、関心を持って本webサイトをフォローしていただけますと幸いです。


 ※1:https://www3.nhk.or.jp/news/html/
20230505/k10014058621000.html
(閲覧日:2023年5月8日)

 ※2:https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-who-idJPKBN2WW15P(閲覧日:2023年5月8日)

 ※3:「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に係る新型インフルエンザ等感染症から5類感染症への移行について」(閲覧日:2023年5月8日)

 ※4:https://www.mhlw.go.jp/stf/corona5rui.html(閲覧日:2023年5月8日)

 
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